私たちは軽量化を達成する新素材の革新的な成形法を提案しています。
カーボンファイバー専用の射出成形機の導入、およびヒート&クール金型の開発に取り組み、次世代ものづくりに必要な軽量・高強度な部品づくりに貢献します。
長繊維対応の射出成形機導入により、一般的な成形機では達成する事ができない軽量で高強度なプラスチック部品を成形する事が可能になりました。
東芝機械に独自開発を依頼した特殊成形機を保有しています。繊維長が6mmから10mmの長繊維ペレットを、混錬時に破断することなく製品内に残存させる事ができ、従来の成形機では達成する事ができなかった高強度部品を提供する事が可能です。
船外機プロペラ
平成21年度、ものづくり中小企業製品開発等支援補助金対象事業
「金型表面層の温度制御(30℃~300℃)が可能な金型開発と試作開発」
長繊維専用射出成形機により従来の成形品に比べ、1.5倍の剛性アップを達成しました。
自動車トランスミッション
平成22年度、戦略的基盤技術高度化支援事業
「連続炭素繊維を骨格とした長繊維入熱可塑性CFRP射出成形技術開発」
長繊維射出成形品に更に連続繊維のプレス成形品を骨格として複合成形する事で、現行のアルミダイキャスト部品と同等の剛性を達成しました。
樹脂化のメリット
次世代製品に求められる、
【炭素長繊維+
世界初「TAM成形法」を発明し、「通電抵抗加熱金型」専用の成形機を自社開発。射出成形などに用いられる技術とは異なり、最高で400℃の金型温度を実現。この技術は、日・米・欧・アセアン地域で特許を権利化しています。
少ない圧力で成形する事が出来るため小さな油圧プレス機で成形が可能予熱設備も不要となる
型温を400℃まで昇温する事で、連続繊維の賦形と含浸を一度で行う事が可能高価な含浸済みの素材を使わなくて良い
CFRTPは、鉄やアルミなどの金属材料よりも低密度でありながら、力学特性に優れた比強度が高い、軽くて強い材料です。
マグネ・アルミ・チタン・プラスチックなどの